●鍼は痛くないですか?
鍼というと“痛い”というイメージをお持ちの方が、多いと思いますが、病状、体質、敏感さなどに応じ、鍼の太さ、
手技を変えて治療を行います。決して痛いものではありません。
●ツボって何ですか?
東洋医学では内臓諸臓器(五臓六腑)より起こり、身体の内部あるいは表面を走り、手足又は顔面にいたり、
手足又は顔面から臓器に帰る道を経絡といい、その特定の場所をツボ(経穴)と呼びます。おもな経絡は20、ツボは約700といわれますが、
世界保健機構(WHO)が認めるのは14経絡361経穴です。
身体の異常などがツボに現れツボで身体の異常を診断し治療、刺激を与えることにより体調を整えていきます。
●気血って何?
気とは経絡を流れるエネルギー、血は液体様のものと考えられています。
気血は作用の上から「栄」と「衛」に分けられているが、「栄」は栄養に関係し、
「衛」は細菌などの外敵に対する防衛反応に関係するといわれていますので現代医学的にみて、
血液・リンパの機能に一致しますが目に見えるものではありません。
●治療の間隔は?
症状により違いますが、痛みが強い場合は間隔を空けずに数日続けた方がより効果的です。
慢性病の方は週1〜2回で、健康管理や病気予防などは月1〜2回の頻度くらいですが、
症状や病状によってことなりますのでお気軽にご相談下さい。
●鍼でエイズや肝炎に感染しないか心配
当治療院で使用している鍼は、すべてディスポーザブルタイプ(使い捨て)です。
関連する器具はすべて高圧滅菌器処理済みですのでご安心下さい。
●治療後のお風呂は?
症状やその時の患者さんの状態によって違いますので、私どもから指示させていただいていますがほとんどがお風呂に入ってもかいません。
●西洋医学との併用は?
中国では総合病院の中に必ず鍼灸科が設けられています。場合によっては相乗効果がかなり認められます。
ただし病歴、症状、病状によりことなりますので、お気軽にご相談下さい。
●鍼灸治療の健康保険は?
鍼灸治療はほとんどが自費治療になっています。
しかし、リウマチ、五十肩、神経痛、頸腕症候群、腰痛症、頸椎捻挫後遺症および類症疾患について、
保険医より同意があれば健康保険も一部適用になります。
交通事故にともなう自動車損害賠償責任保険(自賠責)や労働者災害補償保険(労災)も適用になります。
●自宅などに往診して頂けますか?
もちろん承ります。歩行困難等で通院が困難な方は、
はり・きゅう訪問治療にて対応させていただきます。
詳しくは、お気軽にお問い合わせください。